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パーキンソン病について

2025年12月25日 木曜日  
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こんにちは😃きらり水走の機能連練士の内田です。今回はパーキンソン病について説明していきます。

パーキンソン病は、脳内のドーパミン神経細胞が減少し、手足の震え(振戦)、動作の遅さ(寡動)、筋肉のこわばり(筋強剛)、姿勢の不安定さなどを特徴とする進行性の神経疾患です。主に50歳以降に発症しやすく、便秘、嗅覚障害、抑うつなどの運動症状に先行したり治療は薬物療法やリハビリテーションが中心で、早期の専門医受診と適切な治療が重要です。


運動機能などを維持するため、パーキンソン病ではリハビリテーションも欠かせません。特に重要になるのが運動療法です。主な目的は、筋力や体力を維持することです。ウォーキングやストレッチ、体操などが代表的です。運動に取り組むときは、姿勢の変化や転倒などに注意が必要です。日常生活で必要な動作の維持・向上を目指して作業療法にも取り組みます。パーキンソン病では、手が震えて字が書きにくい、箸を使いにくいなどの問題が現れやすくなります。手の機能が改善する取り組みを行ったり、手が震えてもこれまで通り生活できる環境(スプーンの練習など)を整えたりします。発話障害がみられるケースでは、言語療法に取り組むこともあります。声が小さくなるなどの問題が生じると、コミュニケーションをとりにくくなったりします。


パーキンソン病のリハビリメニューは、ストレッチ(肩回し、首回し)、筋力トレーニング(椅子からの立ち座り)、バランス訓練(すくみ足対策の目印歩行、リズム歩行)、姿勢矯正、嚥下・呼吸訓練など多岐にわたり、症状の改善と生活の質の維持を目指します。
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